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プレゼント、クイズ、アンケート、コンテスト・・・ Webで展開される様々な販促企画をまとめます。

松田優作の「心の叫び」を数えて、“あの”ベスパを当てよう

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松田優作の「心の叫び」を数えて、“あの”ベスパを当てよう : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

今の20代の若者にとって松田優作はどのような存在なのでしょう。私のような、彼の主演作品をリアルタイムで見てきた世代からすると、没後いつの間にかカリスマに祭り上げられている感があって、ややイメージにギャップを感じることもあります。いや、彼が過大評価されてるとか言ってるわけではなくて、彼の魅力を「カリスマ」の一言でまとめられたくないっていう感覚、分かりません?

で、全日本コーヒー協会がキャンペーンに担ぎ上げたのが松田優作。というか、「探偵物語」の工藤俊作ですね。「探偵物語」は小物に凝りまくったドラマで、コーヒーについてもブレンドにこだわるセリフがあったのを覚えています。というわけで、賞品の“工藤モデル”ベスパを当てるクイズは、読売新聞の全面広告の中に「コーヒー飲みてえ」が何回出てくるか?を当てる(というか数える)というなんとなくサブリミナルなもの。広告はPDFで見られますので、その場で確認することも可能です。クイズに答えるために広告でコーヒーの豆知識(シャレ?)を読めば、さらにコーヒーが美味しくなる、かもしれません。

さらにプレゼントはもうひとつあって、通販サイトの47クラブとのコラボ企画「世界一のお茶会」キャンペーン。これは同名のカタログギフトのPRを兼ねており、コーヒーにぴったりのスイーツが届くという甘党向け企画です。

しかし松田優作、亡くなって四半世紀が経過しているというのに、まったく色あせない存在感。「探偵物語」は今見ても「懐かしい」という感じがしないんですよ。安易に広告のキャラクターに使うと商品が食われてしまうという、怪物のような役者です。